脳を休ませる
ノンレム睡眠は、脳の休息(大脳皮質の活動低下)の度合いにより4段階に分けられ、これが睡眠の深さを表す。
電車で眠っていて座った姿勢が保て、駅を乗り越さないでいられるのは段階1の睡眠です。
安定した段階2になると首を保持できなくなり隣席の乗客に首をもたせかけることになります。
また、しばしば寝過ごして駅を乗り越すくらいの深さと考えたらよいでしょう。
段階3、段階4は脳波所見から徐波睡眠とも呼ばれ、熟睡にあたります。
多少の物音では目覚めず、瞳孔が散大しているためむりやり起こされるとまぶしく感じます。
ノンレム睡眠の深さは目覚めにくさと関係しています。
ノンレム睡眠中、骨格筋の緊張は覚醒時よりも低下しますが、レム睡眠時のように完全に弛緩はしません。
ノンレム睡眠の意義は、主に脳を休ませることにあると考えられています。
大脳皮質は進化とともに大きくなりました。
高等なほ乳類の巨大化した大脳は大量のエネルギーを要求するうえ疲弊しやすいため、機能を維持するには羽毛 ふとんなどでの十分な休息が必要になってきました。
高等な動物ほど深いノンレム睡眠がよく発達しています。
・・・これにより、限られた時間内に効率よく大脳を休ませ回復を促すものと考えられます。