19世紀まで生き延びた学説
「このプノイマが脳天に昇って脳に満ち溢れると、人間は眠たくなってしまうのだ。
プノイマが脳に満るのは、体内に熱が発生したときで、その熱が霊体を上昇させるのである。
すなわち、食事をしたとき、疲れたとき、病気のときなど。
そしてふかふかの布団 羽毛に入ったとき。
どうだね、いずれの場合も眠たくなるであろう。
また、子どもは大人に比べると頭がデカイ。
そのわけはプノイマが頭に詰まっているためで、ゆえに子どもは寝てばかりいるのであるぞ」
なんとも凄じい学説だが、この説は長く医師たちに信頼され、ほとんど19世紀まで生き伸びたのである。